【松林奈萌子】連載5回目 ママとお子様が楽しんで片づけをする方法(最終回)

【松林奈萌子】連載5回目 ママとお子様が楽しんで片づけをする方法(最終回)

こんにちは!家と心を輝かす片づけのプロ、ライフオーガナイザー®︎の松林奈萌子です。「ママとお子様が楽しんで片づけをする方法」の連載最終回は、モノと気持ちよくお別れする方法についてお伝えします。

これまでの過程で色々と手放したいものが出てきたのではないでしょうか。
いつの間にかこんなに買っていたんだね…今度こそスッキリと暮らしたい…そんな気持ちをお持ちかもしれません。だけど同時に全然使っていないのにもったいない…まだ何かで使えそうだし捨てられない…という気持ちもあって部屋の一角に置きっぱなしの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

捨てられないからといつまでも自宅に置いていても、モノは使わなければ埃まみれになり、劣化するだけ。不要なモノの近くには不要なモノが集まってきてしまい、家の中は再び溢れてもっと大切なことを失ってしまいます。

捨てられないです…と悩む方は多いのですが、実は「手放す」イコール「捨てる」ではなく、方法は色々あります。譲るのか売るのか、リアルで対応するのかネットを利用するのかで大きく4分類できます。

①リアルで譲る方法
・お知り合いに譲る(ベビーグッズや子供服等)
・地域の子ども館に譲る(おもちゃやボードゲーム等)
・子ども会の景品用に寄付する(未使用の文具や小さなおもちゃ等)
・学童や幼稚園保育園に寄付する(おもちゃや絵本等)
等、譲り先をモノに応じて変えてみると、すんなりと手放せるものもあるのではないでしょうか。

ただ、いずれの場合も、事前に写真に撮ってお見せするなどして相手に選んでいただき、相手が必要としない場合は相手が気軽に断れるように余地を残しておく、押し付けないようにするということが大切です。また譲ると決まった際にはキレイにお手入れをしてからお渡しするとお互い気持ちが良いですね。

②ネットを利用して譲る方法
・地元情報サイトに掲示し譲る
・発展途上国へ団体を通して寄付する等
もう捨てるしかないかも…と思っていたものが、タダでも喜んで使ってくださる方がいると思うと、手放せるものもあるのではないでしょうか。

③リアルで売る方法
・リサイクルショップに持っていく
・フリマで出品する等
幼稚園生や小学生のお子様と一緒にフリマに出品し、お金を稼ぐ学びにつなげることで、手放せるようになる場合もあります。

④ネットを利用して売る方法
・フリマアプリやネットフリマで売る
・ネットオークションで売る等
検索でヒットするようなブランド服やメーカーおもちゃなどの場合は、ネットを利用することで求めている方に出会う確率が高まります。ご自身でも価格を決められる場合もあり、納得して手放せる場合もあります。

上記以外にも方法はまだまだあります。モノの特性やあなたの性格や価値観に合わせて最適な方法をお試しください。

また、手放すと決めたのに、お子様が「ぼくの!」「わたしの!」と手放すことを拒否する場合もあると思います。もちろん幼少期の思い出として大切に保管しておくモノがあっても良いと思いますが、何もかも思い出だからと残すのではなく、そんな時はお子様と向き合い、モノに込められた思い出に一緒に浸る時間にされてみてはいかがでしょう。そしてその先にある新たな未来を提示してあげるのです。

ベビーカーを手放した際の我が家の事例を紹介します。

優しい性格の息子(当時3歳)とは、ベビーカーを使って一緒にいろんな場所へ出かけたことをお話しし、「次の赤ちゃんがまたニコニコしてお出かけに使ってくれるかな」「今度は新しい自転車でまたいっぱいお出かけしようね」といった未来を提示しお話ししました。すると息子は「うん、赤ちゃんに使ってもらう!ぼくもてつだうよ」と梱包を手伝ってくれ、手放すことで、自分はもう赤ちゃんじゃないんだという成長の階段を上がる瞬間に立ち会うこともできました。

自己主張がしっかりとある娘(当時2歳)とは、「ベビーカーとお別れして、この部屋(使用毎に室内保管していた部屋)を可愛いベッドルームにしよう」といった未来を提示しお話ししました。すると「わたしのベビーカーあげちゃヤダ~!!」と言っていた娘が、「あげていいよ~!」とすんなりと気持ちを切り替えました。

具体的な未来が想像できると、子どもも気持ち良く手放せるものなのです。
手放せないと思っていたモノに向き合い、お子様やご自身と向き合うことで、
あなたも新たな発見があるかもしれません。

あなたの家で使われなくなったモノ達も、きっと新たな子ども達と新たな物語を作ることでしょう。ぜひ気持ちよく送り出してみてください。そして「ありがとう」とお子様と一緒に声をかけてみてくださいね。

これで「ママとお子様が楽しんで片づけをする方法」の連載は終わります。
家族構成も間取りも生活スタイルも皆様違いますので、取り入れられそうなものをご自身の環境にアレンジして試してみてください。
片づけを通して、あなたの願う暮らしに近づきますように!

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